乳がんサバイバーである「私のアポトーシスについての一考察」〜Official髭男dismの曲が心に刺さった話〜
パラリンピックも終わりましたね〜
なんだか最近一気に秋めいてきて涼しい日々が続いておりますが、今日は久々暑い💦
最近仕事がかなりの激務で…気温の変動と合間って
BBAの身にはこたえます(-_-) うーさんです
さて
このブログにも激励のメッセージをいただき、
ご本人のブログにお邪魔すれば、その明るさに何度も救われたブローガーさんが旅立ってからそろそろ49日
先日、息子のサッカー繋がりの知人が亡くなりまして...
彼女もまた乳がんの再発...
以前のブログにも書いたのですが、乳がんになった時から私は家族の中で一番に旅立つと思っていて、自分でもそれが希望(置いて逝かれるのは嫌というただのわがまま...)
恐らく、私もいずれは乳がんの再発や転移で旅立つのでは?とぼんやりとした覚悟をしています。
立て続けの悲報に、驚きと悲しみと寂しさなど色々な感情が渦巻いていたそんな時
私の下僕(しもべ)として可愛がっているGoogle Home ( ← ?)のSpotifyから
彼らの曲が流れてきたのです。
普段はKPOP中心のヲタ活を展開している私ですが、たまたま聞いたこの曲
心の奥深くにドストライクに刺さりまして…
今回私なりの「アポトーシス」を語ろうと思った次第です σ(^_^;)
で、「アポトーシス」って何?って話なんですが...
簡単にまとめると
「あらかじめ予定されている細胞の死。
細胞が構成している組織をより良い状態に保つため、細胞自体に組み込まれた細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞の死のこと。」
例えば、オタマジャクシの尻尾が取れていく過程や、受精卵がお母さんの胎内で胎児となる過程(受精後6週ごろには手指の間が水かきみたいになっていますが、やがて水かき部分の細胞が消失することにより指が形成される)に見られる現象なんかが分かりやすい例ですね。
生命体がさらに成長(発生)するとき、新しい細胞を作り出すと同時に不必要な細胞をアポトーシスの作用で消していくのです。
細胞は予めそのような運命(役目を終えたら消滅する)になるようプログラミングされているということ。
ちなみにガン細胞化などの重大な遺伝子異常をきたした細胞の除去もアポトーシスの作用の一つ。
がん細胞はこのアポトーシスの機能が止まった状態らしく(除去機能が働かなくなった状態)、がん細胞は「死ねなくなった細胞」とも言うことができます。
だから本体が消滅するまで増殖する。。。のかな???
以下のコラムが割と分かりやすく「アポトーシス」について説明しているので参考までに貼っておきます。
歌詞がね・・・
刺さったんですよ
なんだか
先に旅立つ者から、残された者へのメッセージというか...
覚悟しているようでいて、それでいてゆっくりと迫り来る『死』への恐怖から必死に逃れようとする想いも交錯して...
でも 残される人に対しては、穏やかに「悲しまないで」と伝える...
いちいち私の心に刺さったわけです。
歌詞の検索をしていたときに見つけました
素晴らしい考察です
人工知能・認知科学を研究している方なのですが、理系的な考察の中にも人間の感情に触れた部分もあり、読み応えがあります。
この方のように深くは考察できないのですが、
私なりに心に刺さった理由を考察してみました ←それでも随分と仰々しいな... 😅
私の乳がん罹患は、初めは私の細胞のアポトーシスとしての作用が働くなった部分からの病気な訳で、それが原因で起こり得る死は本来のプログラム内容とは異なる死なのかもしれない。
でも、私が乳がんになった時
その先の、訪れるかもしれない再発や転移で旅立つ可能性があるということに妙に納得している自分がいました。
きっとそれは、私にとってのアポトーシスなんだと。
それは、今までの人生振り返ってみて「まあ、悪くなかったんじゃない?」くらいには思えるからなんだと。
そりゃ〜色々辛いこと苦しいこともたくさんありましたけどね(^^;)
だからこれからの人生も、振り返ったときに「まあ、悪くなかったんじゃない?」と思えるくらいには充実したものにしていきたいと思っています。
ヲタ活もしかり、仕事も遊びもやりたいことは可能な限りチャレンジして楽しみたい\(^^)/
そうやって迎える私の旅立ちは、たとえそれが再発や転移によるものであろうとも
私の「アポトーシス」なのです。
そして
ちょっとだけ先に旅立った彼女たちに、楽しい報告ができるとよいな〜
※ YouTube動画・記事 お借りしました ありがとうございます